日本一ジャッキと枕木を大量に使う曳家 

                       
  

「古民家の修復工事」

曳家の技術で古民家や神社・仏閣等の修復も可能です。

この施工例は川越市小江戸地区にある大正5年に建てられた木造三階建ての鰻屋「小川菊」さんの耐震化に伴う新設の基礎を造るのと、沈下修正を一遍に行うために、鉄骨で仮の土台を造って、その上に枕木を組みました。この作業によって、心配なく古い柱を取り換えて、且つ、基礎を新造出来ました。地元の大工さんや基礎屋さんとの協働作業になります。

 
 
 
 
 
 

「古民家の修復 上腰工法で基礎の造り替え」

 
外から流れ込んだ砂で礎石が埋まってしまい、雨どいからこぼれた雨水が床下に流れこんで、土台を腐らせていました。
 
生活の変化や温暖化の影響で豪雨が増えたりして
床下の環境が変わることがある
 
 
 
 
 
敷居より上で柱を掴んで、持ち揚げる
 
 
 
 
 
 

「古民家の修復 上腰工法」

石場建ての古民家の中には、柱の足元が腐っている場合がままあります。
それは、かつて床下の換気を良くすることで腐食を抑えていたものが生活様式の変化により、周囲を密閉するようなったことや、温暖化により豪雨が増えたことなどで、礎石の足元まで湿気が及んでしまう環境になっているからだと思います。
修復方法は幾つか考えられますが、根継ぎにかかる手間賃や今後のメンテナンスを考えると、柱を切り上げて、基礎を上げるのが費用対効果で優れていると思えます。

 
埼玉県飯能市上名栗にあります、元「名主様」の家の修復工事に携わらせていただいています。
坂の上には、蔵と立派な門がありまして、更にその奥の一段、上にお家が2棟あります。
さらにその奥には、敷地内に神社もあるという凄い広さです(汗)

今回はそのうちの主家の古民家再生です。
 
1階部分が31坪のお家なのですが、基礎の立ち上がりが低いのと、昭和になってからの改修工事が不適切だったために、湿気で土台や柱が腐っている箇所があるので、曳家による「上腰工法」で持ち揚げて、土台や柱の取り換え、根継ぎをします。
 
 

土台の腐っている建物の場合、上腰工法(敷居より上で荷重を享けて持ち揚げる)で、「根継ぎ」「土台の入れ換え」「基礎の造り替え」が一遍に出来ます。但し、この場合、敷居より上に1mほどの開口部が必要となりますので、壁の修復費用がかかります。

 
 
このように約50本の柱を全て、特注の金具で添え柱を取り付けて、持ち揚げます。
こうすることで、土台や根継ぎが簡単に行えます。
 
この現場は、古民家再生の教科書の1頁のような作業内容です。
お施主さまのご厚意で「うちの家が役に立つのならぜひ使ってください」と言っていただけてますので、古民家再生に興味があって、見学をご希望される方はどうぞご連絡ください。
 
打ち合わせしていた高さにまで揚がりきりましたので、後は基礎屋さんが作業し易いように枕木を、基礎梁から逃がして組み直してゆきます。
 
 
 
約1カ月間、家を持ち揚げたまま仮設置しておくわけですから、安定して坐っていてもらえるよう最大限の努力をします。
しかし、本来の家の荷重を直接享けるためには、出来るだけ基礎の近くへ枕木を組むべきですが、そうすると基礎工事の邪魔になります。
ですので、相反する施工を成立させるためのせめぎ合いがあります。
 
 
今回は、「これだけスケルトンにしているのに、なぜ?こんなに重いんだ!」という部分があるため、享けるポイントを増やすために、揚げ切ってからも下段のH網(鉄骨)を2列増やしたり。短い枕木を使って、享ける「点」を増やしたりしながら・・
基礎屋さんが、危なくない状態で作業できるよう腐心しています。
 
↑の写真のような建築ジャッキの利用を15箇所でしています。
一旦、左側の2本の枕木でも荷重を享けていますが、それだと片荷になりますから、枕木の中心に据えたジャッキの方をやや効かせることで、荷重を枕木の中心で享けるようしています。

なんでも無いことなんですが・・なんでも無いことの積み重ねで、「安全かつ、家を傷めない工事」が出来ます。
 
飯能市のいごっそう(高知県の言葉で、がんこものの意味です)大工・油布さんは入れ替える柱の刻みが終わって取り付けに入られました。
うちの何種類かのジャッキを使いながら「便利ですよね。欲しくなります(笑)」とほほ笑む姿はとてもチャーミングです(笑)
 
 
これは白蟻被害にあっていた柱を途中から継いでいるところです。
正直、3寸5分角ですから、ここまで丁寧に「金輪継ぎ」でやらなくても!と書きましたが・・いや~やっぱりっきれいですよね。
 
 
 
そして既存の柱も、ホゾが弱くなっている部分もあるからと、全て刻み直しています。
これも丁寧です。簡単に金物で補強して「もう大丈夫ですから」と言っている人たちとは志が違います。
 
 
抜き替えた柱はこのような状態です。

古い基礎の撤去も終わり、床下はすっきりです。

ちなみに油布さん(この現場の大工さん!お得です)には、何か所か、枕木が作業の邪魔なんで抜いてもらえないか?と指摘されましたが・・そこはご容赦いただきました。

やはり大きな台風も来ましたし、組み込んでいれば安心です。
良い大工さんとの古民家再生は楽しいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
なかなか味わいがありますよね。
古民家の場合、一般的なゴムパッキンより、こちらの方が風情がありますよね。
家の強度とデザイン性のバランスは建築現場の課題です。
 
上腰工法で揚げると、ご覧の通り、基礎を「新築同様」に造れるメリットがあります。
きれいですよね。
下腰工法でやると、鋼材を降ろすための開口部が必要になりますので、後から埋める手間はともかく、若干の強度の劣化がやむをえなくなります。
曳家岡本こだわり曳家岡本こだわり
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メディア掲載

「週刊漫画TIMES」人気連載中「解体屋ゲン」に出演

「週刊漫画TIMES」人気連載中「解体屋ゲン」に準レギュラー出演中!
最新登場回は2015年8月14日号~9月4日号 全3回
「甲浦八幡宮」編

「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」

2013年9月7日 
日本テレビ系列全国放送 
「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」
曳家職人として特集して頂きました。

曳家の技法 岡本直也の現場を取材して頂けました

お客様の声

千葉県浦安市

S様

その言葉を聞いた時にねこの人は信用出来る。と思ったんです。

 
傾いてから床下に水が溜まるようなってしまいました。このままだと土台が腐ってくるかも知れないし、湿気があがってくるような気分もしててね。早く直したいと思いながら、何社か見積りを採ったんだけど。傾いているだけではなくて、全体が 20cm程、沈下しているのを指摘してくれたのは岡本さんだけだったんですよ。こっちは震災前からずっと住んでるわけだから、道路から玄関までの高さを覚えてます。だから、その言葉を聞いた時にね、この人は信用出来る。と思ったんです。

 

宮城県石巻市雄勝町 旧桑浜小学校 

岩村茂幸さま

ぼくたち以上にこの校舎のことを考え、完成を楽しみにしてくださいました。

 
6月29日から桑浜小学校の現場に入っていただいていた高知の曳家職人の岡本さん、齊藤さん、飯田さんが、今日でその作業を終え現場を離れました。 学校の卒業生や先生たちの校舎に対する想いを大切にしながら施工にあたってくださった岡本さんら。ぼくたち以上にこの校舎のことを考え、完成を楽しみにしてくださいました。職人さんらしい近づき難さがまるでなく、いつもアイドルの雑談をしながらいろいろなお話をしてくださいました。 ぼくもずっと現場にいたわけではなく、コミュニケーションした時間も限られてはいましたが、岡本さんたちと過ごした日々は間違いなく人生の宝物です。 岡本さん、齊藤さん、飯田さん、桑浜小学校の再生ために高知から駆け付けてくださいまして本当にありがとうございました! 来年の完成に向けぼくたちは引き続きがんばりますので、オープンした際にはぜひお立ち寄りください!超VIP待遇でお待ちしてます!!
 

有限会社 曳家岡本

事業内容: 曵家工事全般 家屋移動 
沈下修正 かさ揚げ

代表 岡本直也


曳家岡本/岡本直也
780-0818 高知県高知市宝永町4-10
088-882-9093

204-0003
東京都清瀬市中里1-699-1フォレストヴィラ302
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